掲載日 : [22-03-07] 照会数 : 7650
韓国東部の大規模山火事 被害面積1万6千ヘクタール超
[ 炎が広がる江原道三陟市の山林=7日、三陟(聯合ニュース) ]
[ 慶尚北道蔚珍郡の体育館に設置された避難所=6日、蔚珍(聯合ニュース) ]
韓国政府の中央災難安全対策本部は7日、東部で発生した大規模な山火事により、同日午前6時までに1万6755ヘクタールの山林に影響が及んだと推定されると発表した。
被害面積はソウル市の面積(60.5ヘクタール)の4分の1を上回るサッカー場約2万3466面分に当たり、慶尚北道蔚珍郡で1万2039ヘクタール、江原道では三陟市で656ヘクタール、寧越郡で80ヘクタール、江陵市で1900ヘクタール、東海市で2100ヘクタールに上ると推定される。
人命被害はないが、512の施設が被害を受け、343軒の住宅が焼失したほか、東海市にある文化財の於達山烽燧台が被害を受けた。
山火事は蔚珍・三陟、江陵・東海、寧越、大邱市達城郡の4カ所で同時多発的に発生。7日午前5時時点の鎮火率は蔚珍・三陟が40%、江陵が80%、寧越が50%、達城が40%となっている。
同時刻までに消防士など1万7940人とヘリコプター95機、車両781台が投入された。
山火事の被害を受けた住民は6日午後9時時点で4659世帯、7355人と集計され、公共施設など18カ所に436世帯485人が避難した。
【聯合ニュース】
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https://jp.yna.co.kr/view/AJP20220307000300882?section=news#none