掲載日 : [18-07-31] 照会数 : 11299
島根県立図書館で韓国絵本の読み聞かせ会
[ チマ・チョゴリを折る子どもたち ]
【島根】松江市の島根県立図書館で7月28日、民団島根本部の丘英仁事務局長が韓国絵本の読み聞かせを行った。同図書館は月1回、幼児から小学生までを対象に「子どもお楽しみ会」を主催している。丘事務局長は10年前から年に1回のペースで読み聞かせのボランティアを担っている。
今回取り上げたのは韓国で人気の四季の絵本シリーズから夏編『つまんなくってさ』(ユン・クビョン著、イ・テス画)。子どものちょっとしたいたずら心が引き起こした騒動を描いた作品。丘事務局長が日本語と韓国語で朗読し、集まった15人の親子を楽しませた。
丘さんは「小さい時から韓国の絵本に接することで、隣国の文化に接しながら違いや共通点を見つけることも一つの学習だと思います」と話している。読み聞かせが終わると子どもたちに韓国の折り紙を紹介し、一緒にチマチョゴリを折った。