掲載日 : [18-09-04] 照会数 : 17372
国籍制限緩和先送り 青年会中央2機関
[ 規約関連事項についても議論した全国会長会議 ]
青年会中央2機関(会長団・監査団)の国籍任用制限は「継続審議」に。青年会が1日、東京・港区の韓国中央会館で開いた第40期第4回中央執行委員会で結論を出した。
日本国籍者の解除にあたっては包括的な組織整備が必要なためだという。ただし、これからも韓国国籍者数の減少・日本国籍者数の増加が続くとみられることから「5年後になるのか10年後になるのかは不明だが、いずれ制限解除は必須」というのが中央執行委員の「総意」だった。
一方、中央本部が地方本部との協議を経てこれまで「特例」として容認してきた地方本部会長の35歳就任については制度化するための規約改正には踏み込まず、結論を先送りした。この問題では2日の第87回全国会長会議でも賛否が分かれた。
賛成派は地方での担い手不足を挙げて年齢制限の引き上げを黙認した。一方、反対派は「18歳の会員が35歳をオッサンと見ないか。若い世代こそ育てていくべきだ」と答えた。朴会長は「引き続き対内議論を深めていきたい」と述べた。