【福岡】第249期在日同胞リーダー育成スクール(中央組織学院)九州教室が15日から16日にかけて福岡県内で行われた。同スクールには福岡本部と福岡、小倉、八幡、門司、大牟田の各支部のほか、婦人会、体育会、県外からは広島本部、佐賀本部からも参加し、23人が修了した。
2日間にわたる講義は「同胞社会と民団の歴史・役割」と「民団成立と運営」を鄭文吉事務総長が担当し、「同胞社会と民団の現況」と「組織運営と日常活動」を金英一組織副局長が受け持った。班別で行われた分任討議では、組織が抱えている問題について様々な解決方法を研修生同士で模索した。参加者からは「他の支部の方々と分任討議等を通じて意見交換することができ、とても有意義な二日間だった」と話していた。
金利中団長は特別講義で「民団のための次世代というよりももっと大きな目線で韓国人の次世代が育つ環境を整えてあげることが必要だ。グローバルな視点から在日韓国人の次世代育成を進めていく」と次世代への思いを述べた。
最終日には福岡本部の李鍾出団長、姜昌求議長、李相鎬前団長がかけつけた。