
7月28日から4日間、ソウル市で開催される「2025在日同胞オリニジャンボリー」を前に6日、韓国中央会館(港区南麻布)でボランティアをするオリニリーダーの研修会が開かれた。
オリニリーダーは書類選考で60人が選ばれ、このうち多数はオリニジャンボリー参加経験者。オリニリーダーたちは期間中、オリニらの世話役を担当する。「楽しかった思い出を次世代、後輩らに伝えたい」と志願したリーダーもおり、新旧参加者が一つになり、よい思い出作りへの生き込みを感じさせた。
研修会では、中央本部の李相哲文教局長による民団紹介とオリニジャンボリー事業概要と目的などが説明された。李局長は「オリニはリーダーの皆さんと過ごした時間を決して忘れない。オリニが楽しい思い出をつくれるように力を貸してほしい」と金利中団長からの要請を伝えた。
参加したリーダーたちは、留意事項のチェック、円滑なサポートのための意見交換などで本番への準備に余念がなかった。徐順子文教副局長は「民団行事に参加する機会が少ないオリニやリーダーが楽しい思い出を土産として持って帰ってほしい。参加したオリニがリーダーとして戻ってきているのが感慨深い」と目を細めた。
オリニジャンボリーは2001年からスタートした。コロナ感染症の長期化で中断、24年に6年ぶりに再開し、今年で12回目。24年から毎年開催になった。今年は全国から小学校4~6年生とボランティア、総勢260人が日本全国からソウルに集まる。
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