文大統領は新型コロナウイルスを巡る韓国の防疫の成果を説明し、「コロナの完全な克服のため、世界と一層強く連携する」として、政府開発援助(ODA)などを通じた保健・医療協力と支援の意思を明らかにした。
新型コロナウイルスのワクチンを巡っては、「すべての人類がワクチンで免疫を持ってこそコロナから自由になる」とし、発展途上国にもワクチンを公平に供給するための国際的な枠組み「COVAX(コバックス)」に1000万ドル(約10億円)を拠出する方針を紹介した。
気候変動への対応に関しては、「韓国は気候変化対応とグリーン経済に向けた『グリーン・ニューディール』に2030年までに総額73兆ウォン(約6兆7240億円)以上を投資し、2050年の炭素中立を目指して揺るぎなく進めていく」と言明した。来年、ソウルでグローバルゴールズ2030のためのパートナーシップ(P4G)首脳会談が開かれることにも触れ、「行動を強化する重要なきっかけになることを望む」と述べた。
【聯合ニュース】