団長立候補者
呂健二(72)現中央本部団長
韓日友好、同胞の生活と権益を守り
次世代育成に全力を尽くします!
コロナ禍の中、ご苦労されておられる中央委員、代議員、選挙人の皆様、全国の諸先輩、団員の皆様に敬意を表します。慰労と励ましと連帯の言葉を送ります。
この間、私は中央団長として団員・同胞の生活と権益を守るため、コロナ対策と韓日関係の改善に尽力してまいりました。
このたび、任期を迎えるにあたり「この困難な時に民団を守るのは君しかいない」との声を全国よりいただき、同胞のため、民団のため、使命を果たす覚悟をし、中央団長に再出馬することを決意いたしました。何卒、皆様のご支援をお願い申し上げます。
【私の基本姿勢】
■50年に及ぶ貴重な組織経験を活かし、コロナ危機を克服し、民団を守ります。
■在日同胞社会の代表団体として、自由民主主義に立脚した民団の役割と使命を果たしてまいります。
■民団の弱体化を防がねばなりません。私は、ぶれることなく、団員・同胞の生活にプラスかどうかを基軸に考え、行動してまいります。
【私の公約】
今年は民団が創団されて75年になります。コロナ対策と民団活動の両立を念頭に、歴史を踏まえ、未来をみつめ、重点課業を着実に実行してまいります。
1.韓日関係の改善に全力を尽くします!
韓日関係は国交正常化以来、最悪の状況が続いています。韓日関係は私たちにとって死活問題です。「仲良くしよう」をモットーに、親善協会、各界有識者と「友好セミナー」を定期的に開催し、信頼関係を深め、共生社会の実現に力を尽くしていきます。
2.同胞の生活と権益を守ることに全力を尽くします!
●「みんだん生活相談センター」の充実化と全国化
民団は生活者団体です。同胞の生活権を
守り、ともに助け合い、支え合う同胞社会をつくるのが民団の役割であります。
●ヘイトスピーチ根絶に尽力します
私はこの間、与野党の要人たちと折衝を
重ね、ヘイトスピーチ規制法の成立に尽力してきました。同胞の安全と生存権を守り、偏見と差別をなくすためヘイトの根絶に継続して力を傾けていきます。
●地方参政権獲得運動を継続します
私たちは市民の権利として地方選挙権を
持たなければなりません。この間私たちが積み上げてきた地方参政権運動の実績を土台に、運動を継続していきます。
3.後継者・次世代育成に全力を尽くします!
人づくりこそ組織の土台です。後継者、実務者の養成、次世代の育成は喫緊の課題です。組織改革委員会を継続して設置し、支部・地方・傘下団体が活力をもって組織を運営できる制度に改革します。次世代が民団を継承できるよう環境を準備し、同胞社会の交流と和合に注力します。
◇「オリニジャンボリー」の継続
◇「民団マスタースクール」の設置(後継者・人材育成スクール)
◇コミュニケーションアプリ(スマホアプリ)の開発・活用
◇デジタル民団の推進
●過疎地方の組織強化と財政確保に尽力します
少子高齢化が進む中、増加する過疎地方の組織を守るために尽力します。◇統括局長の派遣、◇分担して助け合う家庭訪問、◇支援金の確保、◇収益事業、◇地方割当金の見直し、◇民団財産の保全と活用に取り組みます。
4.新韓国会館 建設問題に取り組みます!
現在の韓国(民団中央)会館は1976年に建てられ45年が経過し老朽化しています。困難な課題ですが、皆様の英知を結集し、次世代が継承するにふさわしい新韓国会館の建設問題に取り組みます。
★この間の主な成果・実績
〇組織改革委員会を設置し、日本国籍同胞の過疎地方本部 三機関長 就任に尽力
〇コロナ禍のなか、差別なく1人10万円の特別定額給付金の支給に尽力。また同胞事業主への各種融資、資金繰りに尽力
〇最もマスクが不足している時期に、全国にマスク5万枚と消毒液を無料配布
〇日本の医療従事者に医療用具を厚生労働省を通じて寄贈、民団の位相高める
〇国連人種差別撤廃委員会への要望活動。地方選挙権の付与、ヘイトスピーチ対策法の改正を日本政府に勧告
〇在外同胞財団の支援金の継続確保に尽力
〇関係改善のための「韓日共同宣言20周年記念セミナー」を日韓親善協会と共催
〇民団対馬支部 設置
〇「ネットワークをつくろう」同胞家庭訪問の積極的推進
〇婦人会中央本部を正常化し、婦人会組織を守ることに尽力
■主要組織経歴
1972年 青年会結成運動に参加。
88~89年 東京韓国青年商工会会長。
89~95年 在日韓国青年商工人連合会会長(2期)副会長(3期)。
97~09年 民団中央本部副団長(4期)。
03~15年 民団脱北者支援センター設立・代表
07~ 民団生活相談センター開設・所長。
09~12年 民団中央本部副議長。
12~15年 民団中央本部副団長。
15~18年 民団中央本部議長。
18~現 民団中央本部 団長。