「共に民主党」は予備選として、先月から権利党員と代議員による全国11地区での地区投票と、一般党員と事前登録した一般有権者からなる「選挙人団」による計3回の選挙人団投票を実施した。その結果、李在明氏は地区投票と選挙人団投票の結果、累計で50.29%の票を獲得。李洛淵・前党代表、朴用鎮・国会議員、秋美愛・前法務部長官を抑え、決選投票を経ずに公認候補に選出された。
李在明氏は同日行われたソウル地域の地区投票で得票率51.45%を記録し、李洛淵氏(36.5%)を大きく引き離したが、3回目の選挙人団投票では李洛淵氏が得票率62.37%で李在明氏(28.3%)を圧倒した。この影響で、当初の予想とは異なり、李在明氏は予備選で辛うじて過半数を確保した。李洛淵氏は累計で39.14%の票を獲得した。
◆第20代大統領選挙の在外国民投票は来年の2月23~28日
来年3月9日に実施される韓国の第20代大統領選挙の在外国民選挙は来年の2月23~28日に実施される。
在外投票に参加できる有権者は、韓国国籍を持つ人のうち、海外の永住権者など韓国内に住民登録がない有権者と住民登録が抹消された有権者である「在外選挙人」と、韓国に住民登録がある海外滞在の有権者「国外不在者」に分けられる。 国外不在者の届け出は21年10月10日から22年1月8日まで。
在外選挙人は、直前の国会議員選挙(総選挙)または前回大統領選挙で在外選挙人名簿に登録されていれば改めて登録する必要がない。
〇「在外選挙人」及び「国外不在者」の登録申請方法は以下のHPをクリック
「中央選挙管理委員会」ホームページ(日本語)