掲載日 : [21-11-01] 照会数 : 7010
荒川支部が歴史探訪フィールドワーク…宣言解除で対面行事再開
[ 旧岩崎邸前で記念写真を撮る荒川支部の団員ら ]
民団東京・荒川支部(鄭在桓支団長)は10月30日、東京都台東区池之端にある「旧岩崎邸庭園」で歴史探訪フィールドワークを開催した。 この1年半、コロナ禍の関係で団員どうしが対面するイベントがほとんど中止になったが、新型コロナウイルスの緊急事態宣言が解除されたことで開催に踏み切った。それでも募集人数を15人に制限した。
同支部のフィールドワーク開催は初めて。初開催の訪問地として選んだ「旧岩崎邸庭園」は三菱財閥の創業者、岩崎彌太郎の長男で三菱第3代社長の久彌の本邸として造てられた。
三菱と言えば、現在、元徴用工訴訟をめぐり売却命令が出され、韓日関係悪化の一因にもなっているが、今や世界的な自動車メーカーとなった「HYUNDAI」=現代自動車=の草創期に三菱自動車が技術提携し、最初の国産車「ポニー」販売に至るまでアシストした「協力関係」の歴史がある。
同庭園の近くには「三菱史料館」が併設されているが、コロナの関係で入場制限もあり、今回の訪問は見送った。
鄭支団長は「2年ぶりに団員の皆さんと顔を合わせることができ、うれしい。初のフィールドワークだったが、今後も皆さんの希望などを聞きながら継続していきたい」と述べていた。
参加した団員らも「みんなの元気な顔を見ることもでき、ほっとした。やはり、顔をあわせてこその民団」と
約2年ぶりの再会を喜んでいた。
同支部では、昨年は中止していたボウリング月例会も来月から復活させる。