掲載日 : [21-11-10] 照会数 : 7971
「コリア庭園」で遊ぼう…民団神奈川 市民交流マダン
県と京畿道の友好都市提携30周年記念
【神奈川】神奈川県立三ツ池公園内にある「コリア庭園」で1日から「2021日韓市民交流マダン」が開催されている。県と京畿道との友好都市提携30周年を記念して民団神奈川本部(日韓市民交流マダン事務局)が主催した。
「コリア庭園」は朝鮮時代における地方貴族の山荘庭園をイメージした韓日友好のシンボル。東屋はチョンサチョロン(韓国伝統提燈)で装飾され、「記念フォトゾーン」と併せて歓迎ムードいっぱい。30日までの開催期間中、庭園内で写真を撮り、SNSで投稿すれば5000円の食事券があたるキャンペ‐ンを実施中。
庭園内のファルソギ(弓打ち)体験コーナーはオープンと同時に近隣住民の注目を集めていた=写真。毎日、午前・午後の2回散策に訪れるという60代の男性は「自分にもできるかな」と恐る恐る挑戦していた。このほかにも、ユンノリとトゥホ(投壺)の体験コーナーが設けてある。
東屋内では民団神奈川本部の李順載団長、尹喜粲駐横浜総領事、黒岩祐治県知事、李在明京畿道知事の4人による韓日友好のビデオメッセージを流している。
県と京畿道の友好都市提携は当時の趙成燦駐横浜総領事が取り組み、民団神奈川本部が県との橋渡し役となって2年後の1990年4月24日に実現した。その後、当時の長洲県知事が駐日韓国大使との会談席上、「コリア庭園」の設置を表明した。民団神奈川本部は「コリア庭園」を「韓日友好10月マダン」の会場としてきた。