掲載日 : [21-11-17] 照会数 : 8203
韓国、イラクに3-0で快勝しW杯出場へ大きく前進
[ PKでA代表30ゴールを決めてポーズの孫興民(写真:KFA) ]
[ 李在成の先制ゴールで喜ぶ代表(写真:聯合ニュース) ]
サッカーの2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア最終予選A組の韓国は17日(日本時間)、カタールのドーハで第6戦に臨み、イラクに3-0で完勝した。韓国は4勝2分けで勝ち点を14に伸ばし、イラン(5勝1分け、勝ち点16)に次いでA組2位。無敗を守り、10大会連続のW杯出場へ順調に進んだ。同日、イランはシリアに3-0で快勝した。
グループAは韓国とイランの強豪2カ国が順調に勝ち点を重ね、3位以下を引き離している。
韓国は33分、右サイドからのクロスにファーサイドから金珍洙(29・全北現代)が飛び込み、DFと競り合ってエリア右にこぼれたボールを李在成(29・独マインツ)が押し込んで先制。
1点リードで折り返した韓国は、後半29分、左からのクロスに合わせようとした曺圭成(23・金泉尚武)が倒されてPKを獲得し、エースの孫興民(29・英トッテナム)が右隅へ冷静に蹴り込み、A代表通算30ゴール目を決めた。
その5分後にも交代出場の鄭又栄(31・カタール・アルサド)がダメ押しの3点目を加え、韓国が3-0で快勝した。これで韓国は3位のUAEに8ポイントの差をつけ、10大会連続のワールドカップ出場に向けて大きく前進した。
◆次戦で出場決定も
韓国の次戦は2022年1月27日にレバノンとアウェーで戦う。韓国がこの試合に勝てば勝ち点を17に伸ばし、同じ日にシリアと対戦するUAEが引き分け、または敗戦すれば勝ち点は6または7にとどまり、韓国は10大会連続のW杯本大会進出が決定する。