掲載日 : [21-11-17] 照会数 : 8559
大阪本部が広島で原爆犠牲同胞について研修
[ 講演する在日韓国人2世被爆者の李鐘根さん ]
【大阪】民団大阪本部(李元徹団長)は「組織幹部研修会」を13、14の両日、広島市内の広島韓国人会館で開催した。李団長が8月5日の韓国人広島原爆犠牲者慰霊際に参加した際、民団広島本部の李英俊団長に協力を申し入れていた。本来は秋に別のイベントを計画していたが、コロナの影響で中止となっていた。
研修会には民団本・支部、傘下団体から幹部101人が参加。講師には在日韓国人2世被爆者の李鐘根さん(92・民団広島本部韓国人原爆被害者対策特別委員会委員長)を迎えた。
講演後、市内のホテルでの懇親会に臨んだ民団大阪本部の李団長は「緊急事態宣言もあけ、幹部研修会が開催できたことをうれしく思う。支部の活性化と次世代へのバトンタッチという2本柱の足掛かりを作り、本部と支部が一体となってさらに尽力していく」とあいさつした。
民団広島本部の李団長は「幹部研修会を力強いリーダーシップで企画した大阪の団長に感謝している。今日は有意義な日となった」と激励の言葉を述べた。
婦人会広島本部の趙顕子会長、広島韓商から金基成会長も激励に訪れた。