文大統領は「国民の皆さんがコロナのため苦労したが、段階的な日常回復(ウィズコロナ)に入り非常にうれしい。日常回復のおかげで国民と(久々に)意思疎通を図ることができて非常にうれしい」と感想を述べた。
ワクチン接種を終えた人が感染する「ブレークスルー感染」の恐れや、コロナで被害を受けた自営業者などへの支援のほか、若者の失業、不動産投機問題に関する質問が出た。
文大統領は政権の成果として韓国の防疫体制を挙げる一方、不動産問題についてはあらためて謝罪した。文政権は住宅価格の安定を目指して様々な政策を打ち出したが、それらが裏目に出てソウルを中心に不動産が急騰。マイホームを手に入れられない庶民らが強い不満を示している。
国民との対話はKBSで生中継された。KBSが世論調査機関を通じ、年齢や性別、地域などを考慮して選んだ国民約300人が参加した。ワクチン接種を終えた約200人がスタジオで、残り約100人はオンラインで参加した。
【聯合ニュース】
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