掲載日 : [21-10-08] 照会数 : 8348
グローバル韓人ネットワーク構築誓う…ハイブリッドで世界韓人会長大会
[ 最終日には決議文を採択した ]
67カ国310人が参加
オンラインとオフラインのハイブリッドで開催された「2021世界韓人会長大会(主催・在外同胞財団、後援・外交部)」が7日、4日間の日程を終え閉幕した。
民団をはじめ、世界67カ国310人(オンライン207人、オフライン103人参加)の韓人会長らが参加した今回の大会は、世界的なコロナ禍でも在外同胞の母国に対する熱い関心と交流意志を確認し、グローバル韓人ネットワークの構築も誓う場となった。
5日の開会式は、ソウルのグランドウォーカーヒルホテルと専用サイトを通じて開催された。
大会共同議長のチュ・ジョムシキ氏(カナダ韓国人会総連合会会長)の開会宣言を皮切りに、崔鍾文外交部第2次官の祝辞と金星坤在外同胞財団理事長の基調講演が続いた。
また、「共に民主党」の金成萬国会議員、「国民の力」の金碩基国会議員も出席し、会場に華を添えた。
今大会のテーマは「一つになった同胞、さらに強くなった大韓民国」で、オンラインとオフラインを組み合わせたハイブリッド方式で行われた。
日程中、日本、米国、中国、カナダなど10地域別懸案討論および各国韓人会の運営事例発表、政府との対話などが行われた。
また、全世界750万人の在外同胞を記念する「第15回世界韓人の日」記念式も5日午前、同時開催され、在外同胞有功者に対する政府勲褒賞伝授式を行った。
金理事長は基調講演を通じて「ウィズコロナ時代といわれる今、世界750万在外同胞がグローバルコリアンとして責任ある行動と市民意識がより重要になった」とし「韓人会長たちが在外同胞の代表として韓民族共同体の発展と人類平和に率先してくださることを期待する」と述べた。
7日午前に開かれた全体会議では、①平和統一基盤づくりに努力②在外同胞教育文化センター建設への協力③在外選挙制度の補完要求④在外同胞専門機関設置などを骨子とする決議文を採択した。
最優秀韓人会の運営事例には「新型コロナウイルスにおける韓人会活動の強化と危機克服」について発表したポーランド韓人連合会が選ばれ、次期大会の共同議長にはユ・ジェホン在欧州韓人総連合会長とユ・ヨンジュン中南米韓人会総連合会長が選ばれ、来年の大会開催と運営に努める予定だ。
金星坤理事長は閉会の挨拶を通じ「コロナ禍でも徹底的に防疫対策を講じながら積極的に参加いただいた各国韓人会長のおかげで今大会を成功させることができた」とし、「この厳しい状況の中でも在外同胞社会が一つになり、より強い大韓民国を築くことに力を貸していただきたい」と呼びかけた。