婦人会中央本部(劉代永会長)は19日、東京・港区の韓国中央会館で第38回定期中央委員会を開き、活動報告・決算、活動方針・予算案の各議案を承認した。民団中央本部から金利中団長と金春植監察委員長が激励に訪れた。
中央委員定数75人中64人の出席で成立。2024年度活動方針によれば、同本部創立75周年記念式典を10月15日、東京の品川プリンスホテルで開催することが明らかになった。
冒頭、劉会長は今後の組織拡大へ、「在日」と日本籍同胞、新定住者の3本柱で協力しあっていかなければならないと呼びかけた。金団長は民団の重点事業として次世代育成を挙げ、7月下旬から8月上旬に予定しているオリニジャンボリーの開催に意欲を示した。
23年度はコロナ禍の制限緩和に伴い、全国大研修会を本来の2泊3日の日程で開催。期間中の総参加者は約800人を数えた。5年ぶりとなる本国研修会には会員220人が参加。念願だった金建希大統領令夫人との懇談も実現した。
全国大研修会は6月4日から開催
24年度全国大研修会は九州・中四(6月4~6日、福岡県)を皮切りに関東(6月11~13日、群馬)、中北(6月18~20日、和歌山)、近畿A(6月24~26日、和歌山)、近畿B(6月26~28日、和歌山)、東北(7月2~4日、福島)の各地協ごとに開催を予定している。
議事の最後に参加者の拍手多数で規約改正案を通過させた。
中央委員会に先だって18日には第28期第1回全国会長会議を開き、意見交換を行った。