大韓サッカー協会は25日、中国当局に拘禁されていた元サッカー韓国代表の孫準浩選手(32)が319日ぶりに解放され、25日の午後に韓国の仁川国際空港に到着したことが確認されたと発表した。
中国プロサッカーの山東泰山所属でプレーしていた孫選手は昨年5月、上海虹橋空港から飛行機に乗る直前に連行され、約10ヶ月間拘束されていた。孫選手は公職者でない企業関係者などが職務上の地位などを利用して金品などを受け取った容疑が持たれていた。このため八百長への加担や山東泰山への移籍を巡る金銭授受などが取り沙汰されていた。ただ、同選手は、これらの疑惑を強く否定したとされる。