【愛知】民団愛知本部(河隆實団長)は4日、愛知韓国人会館で「第1回民団あいちモルック大会」を開催した。県下12支部から団員ら170人45チームが参加、家族や友人、応援者らを含め総勢250人が競技を楽しんだ。体育会中北本部(南茂会長)との共催。
「モルック」はフィンランド発祥のスポーツ。円柱状の棒(モルック)を1~12本の木製ピン(スキットル)めがけて投げ、倒れた本数、または倒れたピンに書かれた数字を競うもの。
民団愛知本部ではコロナ禍であらゆる行事が中止になったことで、新しいスポーツ行事を模索してきた。2021年10月にモルックの試験大会を実施。その後、オリニ行事などでもモルックを使用し、老若男女問わず気軽に参加できることから今回、正式な大会としてスタートした。
開会で河団長は「今日はたくさん友だちを作って、1日楽しんでください」とあいさつ。エントリーした45チームは9つのコートに分かれて予選(1セット30点ゲーム)を行い、各コートの1位同士で準決勝・決勝トーナメント(1セット50点ゲーム)を行った。
ピンに当たらず悔しがるオリニの姿が見られ、高得点が出る度に拍手や歓声が沸いた。
優勝は一宮‐1、準優勝は名南‐2、3位は中村‐8。それぞれ商品券が贈られた。また、全員にもれなく参加賞が当たる抽選会も行われた。
これからも継続行事として開催していく。