韓国柔道の看板スターで世界ランキング4位の李俊奐(龍仁大・21)が今年最後の国際大会で優勝し来年のパリ五輪出場への期待を高めた。
李俊奐は12月2日、東京体育館で開かれたグランドスラム東京2023男子81キロ級決勝でベルギーのマティアス・カスを小内刈りの技ありで金メダルを獲得した。
李俊奐は個人通算3回目のグランドスラム優勝トロフィーを手にした。グランドスラムはオリンピック、世界選手権、マスターズに次ぐ権威ある大会だ。
決勝相手のマティアス・カスは2020東京五輪銅メダリストで現在の世界ランキングは2位。李俊奐は今回の優勝で7カ月先に迫った2024年パリ五輪での入賞可能性を高めた。李俊奐は今年カタールのドーハで行われた世界選手権で銅メダル、10月の杭州アジア大会では銀メダルを獲得した。