尹錫悦大統領は19日、外交部長官候補に趙兌烈(チョ・テヨル)元国連大使(68)を、情報機関・国家情報院の院長候補に趙太庸(チョ・テヨン)国家安保室長(67)を指名した。金大棋大統領秘書室長が記者会見を開いて発表した。
趙兌烈氏は1979年に外務部に入り、通商交渉調整官や駐スペイン大使、第2次官などを務めた。金秘書室長は趙兌烈氏について、「2国間、多国間外交の経験が豊富で、特に経済通商分野に詳しい」と紹介した。外交部長官と国情院長は国会の人事聴聞会を経て正式に任命される。