掲載日 : [20-04-24] 照会数 : 11296
オリニJも1年延期…同胞児童の健康を優先 新型コロナ感染拡大
[ 前回(2018年)のオリニジャンボリーは350人の在日同胞オリニと、その世話をするリーダーとスタッフ合わせて約450人の次世代たちが母国でひとつになった ]
[ 韓国の小学校体験入学では、韓国の国技、テコンドの体験も(2018年) ]
民団中央本部は今年7月31日から開催を予定していた、2020在日同胞オリニジャンボリーを新型コロナウイルス感染拡大のため、「子供たちの健康と安全を守る」との観点から今年の開催を中止とし、来年夏に延期することを決めた。24日に緊急常任委員会で決定し、中央執行委員には個別報告を通じて承認を得た。
オリニジャンボリーは21世紀に入った2001年、金宰淑執行部が「民族意識は幼少期から」と、全国各地に散在する在日同胞オリニの交流と母国への親しみを感じてもらう企画として初開催。前回の2018年まで10回開催し、参加したオリニは延べ3276人を数え、当初の民団が目標としていた「全国の次世代同胞仲間のネットワークづくり」を達成した一大次世代イベント。今年が20年目となり、約300人規模で計画していた。
同イベントの中止は2003年、SARS(重症急性呼吸器症候群)の世界的規模の集団発生時以来だ。