掲載日 : [19-05-23] 照会数 : 11828
フランス女子W杯へ韓国代表がいざ出陣
[ 仁川空港で出発を前にファイティングポーズ(5月21日) ]
6月8日(日本時間)に開幕する、2019FIFA女子ワールドカップ・フランス大会で2大会連続のベスト16進出をめざす韓国女子代表チーム(尹徳汝監督)が21日夜、仁川国際空港から最終合宿訓練地のスウェーデンに出発した。
代表チームは韓国時間で6月1日未明、スウェーデンと最終評価試合を行った後、2日に決戦地のフランスに移動する。
2015年カナダ大会で初のベスト16進出という結果を残した「太極娘子」は、2大会連続のベスト16進出を狙う。
代表チームは28人を優先招集し、7日から坡州国家代表トレーニングセンター(NFC)で訓練てきたが17日に23人の最終エントリーを確定した。
代表チームはエースの池笑然(チェルシー)をはじめ、趙昭賢(ウェストハム)、李珉娥(INAC神戸)ら海外組に、余敏智(水原都市公社)、張スルギ(仁川現代製鉄)、李金玟(慶州韓水原)ら2010年U17W杯の優勝メンバーと同年U20W杯3位のメンバを揃えた、いわば「黄金世代」たちだ。
在日同胞3世の康裕美も前大会に続いて2大会連続の出場を果たした。
今年の女子ワールドカップは、FIFAランキングトップ5の米国、ドイツ、イングランド、フランス、カナダを含めて韓国、日本、オーストラリアなど、24カ国が出場し、6組に分かれてグループリーグを行う。
各組2位と3位のうち成績が良い4チームあわせて16チームが決勝トーナメントに進む。
韓国の初戦は8日(日本時間)、開催国でもあり優勝候補のフランス(、世界ランキング4位)との開幕戦だ。前大会、決勝トーナメント1回戦で0-3と完敗している。第2戦は12日にノルウェー(12位)、第3戦は18日、38位のナイジェリアと対戦する。いずれも手強い相手ばかりだ。
尹監督は「4年前の経験を生かし、今大会に向けて準備してきた。強豪国と同組になったが、私と選手たちがこの4年間で成長した姿を見せ、予選リーグ突破をめざす」と決意を語った。