掲載日 : [23-10-24] 照会数 : 3059
「お年寄りをもてなす」各地で敬老活動
[ 持参の新米を手渡す鳥取本部の黄龍也団長(左) ]
[ 民団岩手本部の「長寿セミナー」 ]
[ 参加者の労をねぎらう三重本部の殷慶基団長 ]
[ 婦人会広島本部の「長寿セミナー」 ]
【鳥取】民団鳥取本部(黄龍也団長)は9月27、28の両日、敬老事業の一環として管轄の団員宅、約20世帯を家庭訪問した。
同本部の黄団長を先頭に薛幸夫常任顧問と事務職員が随行し、安否確認を行った。それぞれ、団員の加齢や健在ぶりを見て一喜一憂の表情を見せていた。
対象者のうち、最高齢者は介護施設で暮らす96歳。中には4月に自宅室内で転倒して頸椎を骨折し、2カ月も言語を絶する闘病を強いられたという74歳の団員も見られた。
【岩手】民団岩手本部(李太炯団長)は9月14日、岩手郡雫石町のホテルで開催した「長寿者セミナー」に75歳以上の団員20人を招き、慰労した。コロナ禍で自粛が続いたため、同本部としては4年ぶり。
開会にあたって李団長は長年にわたり民団の発展に尽くしてきたことに感謝の言葉を述べた。参加者は会場でカラオケに興じ、交歓を深めた。
この日の最高齢者は88歳の朴日順ハルモニだった。参加者には祝いの新米10㌔ずつがプレゼントされた。
【三重】民団三重本部(殷慶基団長)の敬老祝賀会は9月18日、四日市市内のホテルで行われた。昨年を上回る70人が参加。歌手・崔オッキさんの歌謡ショーでは皆がひとつになって盛り上がった。殷団長は「たくさんの参加をうれしく思う。来年も再来年も元気な姿で会えることを願っている」とあいさつ。婦人会三重本部の尹栄子会長が90歳の参加者2人に記念品を贈った。
【広島】婦人会広島本部(趙顕子会長)は手作りの料理と懐かしい韓国民謡の数々でお年寄りをもてなした。同本部主催の「長寿セミナー」は9月16日、広島市内のホテルで開かれ71人が参加した。席上、趙会長が「来年も元気な姿を見せてください」と呼びかけた。
駐広島総領事館の李秀晶副領事は婦人会の活動を称え、激励した。民団広島本部の金基成団長、婦人会中央本部からは劉代永会長が参席した。