在外同胞庁(李基哲庁長)が4日、世界14カ国の養子縁組同胞のための「2023世界韓人養子縁組同胞大会」を12月11日から14日までソウル・龍山のグランドハイアットホテルで開催すると発表した。
在外同胞庁は「韓国にルーツを持つ在外同胞だが、比較的に韓国を肌で経験する機会が少なかった養子縁組同胞が、今行事を通じて、韓国とつながる契機を設けたい」と説明した。
米国・フランス・デンマークなどから来た養子縁組同胞と同伴家族など121人を対象に講演・討論・韓国の歴史・文化体験など多様なプログラムが開かれる。参加者たちが養子縁組同胞として、母国に対する考えを交わすトークコンサートも行われる。
法務部、児童権利保障院などの関連機関も参加し、在外同胞ビザ(F-4)取得と国籍回復、親族探しと遺伝子検査などについて説明する時間も設ける予定だ。
在外同胞庁の李基哲庁長は「母国との絆が弱かった養子縁組同胞が今大会を契機に、母国を深く理解し親近感を感じられるよう細心に世話をする」としたうえで「母国と交流·協力しネットワークを強化するのに十分な環境を整える」と話した。