掲載日 : [19-07-12] 照会数 : 12231
民団大阪、府知事を表敬訪問「多文化共生へ地域協力」
【大阪】民団大阪本部の呉龍浩団長は10日、朴道秉議長、金明弘監察委員長、呉時宗副団長、朴清副団長、鄭炳采副団長、劉孝一副団長、金秋江婦人会会長ら11人と共に大阪府庁を訪れ、吉村洋文知事を表敬訪問した。府庁側は山本譲人権局長、岡本圭司府民文化部長ら4人のほか、今井豊府会議員、角谷しょういち府会議員、中野とし子府会議員も同席した。
呉団長は韓日関係が政府レベルで冷え込んでいることを踏まえ、韓日の友好無くして在日同胞社会は成り立たないと強調。「民団は多文化共生社会実現に向けて、地域社会とともに発展し、府民のひとりとして地域への協力を惜しまない」と強い思いを示し、市民レベルでの交流イベントを、今年も開催していくとした。 これを受けて吉村知事は「国と国はぎくしゃくしているが、地域社会では共に住みやすい環境作りが重要で、人と人との交流は一貫して大事であると思っている」として、共生社会に向けて尽力していくと述べた。
懇談は進み、吉村知事の「韓国に行ったことがありますよ」という言葉に、呉団長が「機会があれば案内しますよ」と答え、場を和ませたあと記念写真を撮り、握手を交わした。