掲載日 : [19-08-02] 照会数 : 13214
「韓日歴史教師交流会」が来団「2・8会」の橋渡しで
[ 呂健二団長(中央)と歓談する韓日歴史教師交流会のメンバーら ]
[ 在日韓人歴史資料館を見学、李美愛学芸員(右奥)から説明を受ける ]
韓国の全国歴史教師会傘下の研究グループ「韓日歴史教師交流会」が1日、2・8独立運動の精神を継承しようと発足した留学生グループ「2・8会」(金永悦会長、東京都千代田区)の橋渡しで来団した。一行は河南高等学校(京畿道河南市)の朴星奇教諭をリーダーとする9人で、歴史教科書の執筆者3人も同行した。
一行を出迎えた呂健二団長は「韓国の歴史教科書に民団の等身大の歴史と母国への寄与などを正しく記載してほしい」と期待感を表明した。
韓日歴史教師交流会は日本の一般社団法人歴史教育者協議会と交流するため毎夏、日本を訪れている。今年は2・8独立運動100周年に合わせ、在日の歴史を学ぼうと東京でのフィールドワークも日程に組み込んだ。
韓国中央会館では民団中央本部が制作した広報ビデオ「民団は同胞とともに 大韓民国とともに」を鑑賞し、在日韓人歴史資料館(李成市館長)を見学した。最後に金会長と李秀夫氏(民団中央本部元副議長)の講演にも耳を傾けた。