会談で両外相は日本の輸出規制強化や強制徴用訴訟問題など、韓日の対立の原因となっている懸案について意見交換した。特に進展はなかったが、持続的に対話を続けていくことの重要性を共有したとされる。
康氏は会談終了後、記者団に対し「外交当局が率直な意思疎通を続け、未来志向の関係のために継続的に努力していくことが重要だとの点についてお互いに共感した」と述べた。北朝鮮核問題を巡る韓日連携の重要性でも意見が一致したという。
今後は外相レベルはもちろん、外交当局の各レベルで機会があるたびに意思疎通と対話を行うことでも一致。ただ韓日間の懸案については、「互いの立場を繰り返し主張した」とし、問題を解決することの難しさを示唆した。
会談は予定の30分を大幅に超える約50分に及んだという。
茂木氏も会談の冒頭で韓日関係の困難な状況に言及しつつ、対話を続けて解決策を探ることを望んでいるとの趣旨の発言をしたという。
【聯合ニュース】