掲載日 : [19-10-02] 照会数 : 11168
食と文化で日韓親善 仙台市の商店街でフェスタ
【宮城】韓国と日本の食と文化を紹介する「日韓親善フェステイバル」(宮城県日韓親善協会主催)が9月28、29の両日、仙台駅前の「サンモール一番町商店街」で開催された。昨年に続き2回目。
今回は同商店街で地元仙台や東北の名産、特産品を扱う「伊達美味(うま)マーケット」の「特別版」と銘打って出店。駐仙台韓国総領事館、民団宮城、婦人会宮城など11の関連機関・団体が「韓国料理教室」、「試食コーナー」、「韓服記念撮影」などのブースを設けた。
当初、政治的な関係悪化の影響を受けてフェステイバルの開催そのものが危ぶまれたが、民団宮城本部(金政郁団長)が「このような時期だからこそ」と決議し、県日韓協と協議を重ねて開催にこぎつけた。開会式で金団長は「このフェステイバルが韓日の友好促進につながることを願っている」とあいさつした。県日韓協からは菊地ひろし副会長、鈴木繁雄副会長がお祝いに駆け付けた。
通りがかりの市民からは「まるで韓国に行ったみたい」「国家間の関係に負けないで頑張って」などといった温かい激励の声がかかった。