昨年8月に養子縁組特例法が改正されてから、養子縁組が急減している。保健福祉部の3月31日発表によると、昨年8〜12月に許可を受けた養子縁組は25件で、1カ月平均5件ほどにとどまった。06〜11年の年平均約1400件(月平均120件)と比べると24分の1だ。家庭裁判所から養子縁組の許可を得るには、子どもの出生届を出し、シングルマザー(未婚の母)の名前を家族関係登録簿に記載しなければならない。養子縁組が行われるまでこの記録が消えないことが一因のようだ。
(2013.4.12 民団)