強硬派候補が全員落選 中道派で初の決選投票 現代自動車労組委員長選挙の1次投票で、強硬派の候補らが全員脱落するという異変が起こった。 5日に行われた第5代労組委員長選挙の1次投票で、中道実利を訴えたイ・ギョンフン元委員長が45・4%の得票率で1位を占めた。全体組合員4万7246人の90・8%が参加した。2位は中道合理路線のハ・プヨン前民主労組蔚山本部長(得票率19・3%)。落選した候補3人はいずれも強硬派候補だった。 1次投票で過半数に達した候補がいなかったため、1位と2位候補による決選投票が8日に行われ、イ元委員長が当選した。中道派の候補2人で決選投票を実施するのは初めて。イ新委員長は09〜11年に第3代を務め、「無争議賃金・団体協約」を実現し、ストをしなかった。 (2013.11.20 民団新聞) |