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「乱中日記」、セマウル運動記録が世界記憶遺産に
世界記憶遺産に決まった「乱中日記
セマウル運動の写真などの記録

 第11回ユネスコ世界記憶遺産国際諮問委員会(IAC)が18日、光州広域市で開かれ、韓国が推薦した『乱中日記』(国宝第76号)と「セマウル運動記録物」の登録が決まった。

 これで韓国からの記憶遺産登録は、訓民正音解例本、朝鮮王朝実録、仏祖直指心体要節、承政院日記、朝鮮王朝儀軌、東医宝鑑、5・18民主化運動の記録物などと合わせ、計11件となった。

 『乱中日記』は、李舜臣将軍が壬辰倭乱(1592〜1689年)の7年間に戦場で書いた日記。7冊の直筆本からなる。諮問委員会は「戦争期間中に海軍の最高指揮官が毎日の戦闘状況と個人的な所感を書いたという点で、世界史的に類例のない独創的な記録物」と評価した。戦況はもちろん、気候や地形、庶民の生活に関する記録も含んでいる。

 「セマウル運動記録物」は、韓国政府が70年から79年までのセマウル運動を推進する過程の記録集だ。朴正煕大統領の演説文と行政部署のセマウル事業公文書、関連写真と映像など2万2000件余りの資料を含む。韓国の近代化を証言するこの記録は、貧困退治と農村開発に努力している国際開発機構と開発途上国に貴重な資料として活用されていることが高い評価を受けた。

 ユネスコ世界記憶遺産は、人類の歴史にとって価値のある記録遺産の保存のために、1992年から推進している事業。各国や機関が申請した記録に対し、14人で構成された国際諮問委員会が登録の可否を判断する。今年は6月時点で96カ国238件が世界記憶遺産に登録された。

(2013.6.26 民団新聞)
 

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