【ソウル】李明博大統領は10月28日、ソウル市長補欠選挙に現れた民意を優先的に政策に反映した後に、人事改編を行うことにした。李大統領は、任太熙大統領室長をはじめとする青瓦台参謀らとの対話でこのような方案を講じることを指示したと、崔今洛青瓦台広報首席が伝えた。 崔広報首席は「今この時点で大統領室長をはじめとする青瓦台参謀陣の改編よりは、補欠選挙の投票に投影された民心をどのように政策で実現するかが優先される。若い世代の意をどのように反映するか大統領も非常に腐心している」と明らかにした。 青瓦台は、この日から毎日、大統領室長主宰で首席秘書官会議を開き、20・30世代と共感できる政策方案と経済危機に対する非常対策を議論することにした。 李大統領は27日、再補欠選挙の結果を受け、「国民の意をしっかり受け止める。特に若い世代が示した意を深く心に刻む。政府は揺れることなく、低姿勢で国民の生活を守っていく」と強調した。 (2011.11.2 民団新聞) |