新韓金融持株会社は3月26日、ソウル市中区の新韓銀行本店で第13回定期株主総会を開き、韓東禹会長を再選した。新韓グループの2013年度純利益は前年比18・0%減の1兆9028億ウォンにとどまったものの、韓国内金融持株会社のトップを6年連続で維持した。 海外での評価も高く 韓東禹会長再選 株主総会の委任状を含めた出席議決権の割合は87・8%。来賓として民団中央本部の呉公太団長、金漢翊議長、韓在銀監察委員長の3機関長および辛容祥、金宰淑の両常任顧問らが参席した。 韓会長は「新韓金融グループが再び跳躍すべき時期に重要な責任を担った。この3年間、失墜した信頼の回復と組織の安定に努める一方、厳しい金融状況の中で顧客とともに成長する『温かい金融』を通じて新韓のブランド価値を高め、継続成長する基盤を築いた」とあいさつした。 株主総会では、韓会長を再選するとともに、社外理事に民団中央本部の鄭進常任顧問を承認した。また、「異なる考え方、新たなスタート」を今年の戦略目標に定め、差別化された価値を提供しながら、グローバル化を推進することを確認した。 1月の世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で、新韓グループが「世界で最も持続可能な企業100社」に選定され、韓国企業として最上位の30位にランクされた。また、最近の英誌「ザ・バンカー」は、「世界の金融ブランド価値ランキング」で新韓を43位にランクし、韓国を代表する金融グループと認めるなど、海外での評価も増している。総会終了後、在日同胞株主らで構成されたファースト倶楽部の懇親会がロッテホテルで開かれた。 新韓金融持株会社の主な子会社は、新韓銀行、新韓カード、新韓金融投資、新韓生命、新韓BNPパリバ資産運用、新韓キャピタル、済州銀行、新韓貯蓄銀行、新韓データシステム、新韓アイタス、新韓信用情報、新韓プライベートエクイティ投資顧問、SHCマネジメントなど。 (2014.4.9 民団新聞) |