2008年に韓国政府招請の奨学生としてアゼルバイジャンから来たラヒル・アマドバさんは現在、慶北大大学院経営学科(大邱広域市)のマーケティング修士課程に在籍中。英語・韓国語・ロシア語など5カ国語に堪能で、寸暇を惜しんではボランティアに汗を流す。最初に啓明大の職員から、低所得家庭の子どもたちが生活する福祉館を紹介され、1週間に3回、英語の無料授業を行った。次に赤十字社の紹介で貧しい子どもたちの相談教師をしながら、毎月5000ウォンを寄付。ボランティア団体「HOPE」を結成し、今年からは北大邱ICの料金所で募金活動を行っている。かつて難民キャンプにいた時、「韓国から受けた恩が忘れられない」からだ。 (2014.2.12 民団新聞) |