法務部は9日、キリスト教財団法人「アガペ」と「民営刑務所設置・運営など矯正業務委託契約」を結び、早ければ2005年末に京畿道驪州郡一帯で500人を収容できる民営刑務所が完成する予定だと明らかにした。キリスト教団体が刑務所設立のために95年に結成した「アガペ」は、昨年12月に6万5000坪の刑務所用敷地を確保し、建築費用の400億ウォンは信者達の献金で当てることにしている。「アガペ」は刑務所運営のために独自的な職員選抜や矯正プログラムを用意しており、政府は運営費として既存の刑務所予算の90%を支給する。法務部は「アガペ」が選抜した矯正職員に一般矯正公務員と同等の権限および責任を与え、7人の公務員を派遣し、運営全般を監督させる予定。また、民営刑務所に収監される者の条件として基準刑期7年以下、前科2犯以下、残余刑期が1年以上の男性受刑者を想定している。
(2003.02.19 民団新聞)
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