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老人ホーム建設へ一丸 婦人会中央委(04.4.28) |
候補地絞り込みへ
恒例の「大研修会」今年も
在日韓国婦人会(金定子中央本部会長)の第16回定期中央委員会が27日、韓国中央会館で開かれ、民団とともに推進している老人ホーム建設に対して、より一層邁進することなど、04年度の方針を採択した。
老人ホーム建設資金を調達するために昨年、「ムクゲファミリー福祉推進委員会」を設立した婦人会では、11月の創立55周年記念行事の一環としてチャリティコンサートを東京と神戸で開催し、両会場で約3100人を集めた。
また、千字文を韓日両国語で解説したCDを広く販売するなどを元に、こつこつとこれまでに2500万円の基本財政を集めた。
このほか、民団と福祉事業推進協議会を9月に結成しながら建設候補地を具体的に絞り込む一方、本国産業視察を継続しながら、大統領令夫人にも高齢者福祉問題の重要性を訴えてきた。
金会長は「ホームヘルパーの養成は、大阪本部が実施したように、各地方が主体的に取り組んでほしい。これまで進めてきた老人ホーム建設は私の任期中に建設の目鼻をつける。団結し、婦人会の主体性を見せよう」と力強く訴えた。
婦人会では昨年、恒例の大研修会で地方参政権運動に活力をもたらそうと、決起集会を開催したのをはじめ、石原都知事の暴言撤回と謝罪を求める集会でも先頭に立ってきた。
今年の大研修会でも、同胞の諸課題を精力的に解決していく姿勢を示している。
(2004.4.28 民団新聞)
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