東北亜歴史財団(韓国)と在日韓人歴史資料館主催の第3回歴史映像シンポジウム「映画で語る韓日関係の深層=―同化政策と創氏改名」が11日、東京・新宿区の韓国文化院ハンマダンホールで開かれる。 韓日の歴史研究者らが集まり、映画を通して両国の過去と現在、未来を語り合う。 上映作品は林権澤監督の「族譜」、今井正監督の「望桜の決死隊」の2作品。 シンポジウムでは、水野直樹さん(京都大学教授)が「映画『族譜』と創氏改名の真実」、金鍾元さん(映画評論家)が「日本の植民地支配と挫折の視線」、佐藤千広さん(映画評論家)が「植民地時代のヒューマニズム」、南相九さん(東北亜歴史財団研究院)が「プロパガンダ映画に描かれた朝鮮民衆と『流言飛語』の中の朝鮮民衆」について語る。 時間10時15分〜17時半。無料。問い合わせは在日韓人歴史資料館(TEL03・3457・1088)、韓国文化院(TEL03・3357・5970)。 (2011.6.8 民団新聞) |