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韓日友好協力前進の年に…民団中央・東京 合同新年会来賓祝辞(要旨)
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「両国合意」は守るべきと確信
李俊揆・駐日韓国大使


 昨年末の出来事によって、韓日関係が厳しい状況となり気の重い中で新年を迎えました。韓日関係が厳しくなると最も大きな打撃を受けるのが民団を初めとした在日同胞であり、私としても申し訳ないと考えています。

 一昨年末の従軍慰安婦に関する韓日の合意事項は必ず守るべきであり、両国が友好協力関係を保っていくべきだと確信しています。

 今の難局をいち早く解決させ、両国関係が再び発展の道に入れるよう全力を尽くします。

 この会場には民団のリーダーと韓日両国リーダーが集まっています。韓日両国が様々な困難を乗りこえてベストフレンドになるために、皆さまの力添えをお願いします。

 韓国は現在、国内政治で極めて困難な時期を迎えています。まさしく危機と言えるでしょう。この危機を賢く乗りこえ、再び発展と繁栄の道へと戻れるよう皆さまのご声援をお願いします。

 民団は昨年、創立70周年を迎え、未来に向けた革新と発展への礎をつくりました。今年は民団が60万同胞の求心体として希望の柱を築くとともに日本社会の発展のためにも積極的かつ創造的に寄与していく基盤を築くよう期待しています。

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憲政最大の危機にあっても
徐清源・韓日議員連盟会長(セヌリ党最高顧問)


 創立70年の歴史をもつ民団は、祖国の近代化と発展に貢献してきました。あらためて感謝を申し上げます。

 今、韓国は最大の政治的困難のさ中ですが、そういう時であっても皆さんにあいさつするのが道理だと思ってやってきました。民団団長や大使らから貴重な話を聞かされましたが、私たちは未来のために難局を乗り越えなくてはなりません。

 24年もかかった慰安婦問題が、やっと解決の糸口を見つけ、合意事項が実行されている過程で、釜山の日本総領事館前の慰安婦少女像問題が起き、韓日関係は悪化の一途をたどっています。

 ただ、今よりもっと厳しい時代がありました。韓国の政治家もこの問題に取り組まなくてはならないのですが、大統領が弾劾されるなど、憲政以降最大の危機にあり、政治家も困難な時期にあります。いずれ政治家が円滑にこの問題を解決し、韓日関係改善にも努力しますが、ぜひこの状況を民団の皆さんにも理解していただきたいと思います。

 新年会後に日韓、韓日議連で懸案について話し合います。この問題を賢明に解決するために、韓国野党議員も含めていい意見交換ができればと期待しています。

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難題、何度も乗り越えたように
河村建夫・日韓親善協会中央会会長(自民党衆院議員)


 私ども日韓親善協会は民団と最も近いところで、全国の組織とともに友好を深めています。今年は民団にとって71年目の新たな出発点でもあり、未来創造そして未来志向の日韓親善活動に頑張っていける素晴らしい年になることを確信しています。

 これまで長い歴史の中で両国は様々な問題を抱えながら、何度も乗りこえてきました。今回の件(釜山総領事館)もそのひとつの山だと思います。

 大使が述べられたように、今韓国は大変厳しい状況にあるということを理解しています。日本も同じようにいくつかの困難を乗りこえてきました。

 韓国においても必ずや政情不安を乗り切って、さらに新しい国づくりに邁進されると信じています。その意味でも民団の皆さまの活躍が本国の未来を明るくしていく大きな力になると信じています。

 日韓親善協会としても未来志向の両国関係を築くため各地方の日韓協がひとつになって草の根活動を展開していきます。

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小異を捨てて大同に就こう
金守漢・韓日親善協会中央会会長(元国会議長)


 韓国と日本が仲悪くなっては、何の利にもなりません。日本のためにも韓国のためにも、これは一種の自殺行為のような愚かな考えではないかと私は思います。

 「小異を捨てて大同に就く」の諺のように、韓国と日本が手を取り合って、北東アジアにおける安全、繁栄のために努力していくことが、両国国民のためになることだと私は確信しています。

 今、韓国で起きているいろんな事件を毎日、報道でご覧になっていると思いますが、私も心を痛め、多くの両国関係を心配している人も共通の心痛をしています。

 私たちはこういう障害を乗り越えて、両国の繁栄がアジアにおいて、世界平和において、いかにためになるかということを確信する以上は、どんなことがあっても韓日両国は力を合わせて、お互いに助け合う美徳を維持していかなくてはなりません。これが私の不動の信念です。

 韓国の国内事情について身を削られる思いをしていますが、どんなことがあっても両国関係は揺るぎない確固としたものであることを、私は改めて皆さんに明言し、今後ますますの両国の繁栄、協力のためにともに力を尽くしていくことを申し上げます。

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「一時帰国」も初心に帰ろうの意
額賀福志郎・日韓議員連盟会長(自民党衆院議員)


 日韓国交50周年の一昨年、未来志向のもと、両国のリーダーシップで最大間の懸案だった慰安婦問題について両国が合意し、まさに、将来に向かって歩んでいました。

 昨年、民団は70周年式典で、70年間を苦しい中で経済基盤を作り上げ、本国の再建にも最大の貢献をしてきた歴史を力に新しい未来づくりを誓い合ったことを覚えています。

 新しい希望を持って新年を迎えたかったところ、残念ながら暗雲が巻き起こりました。韓日の多くの国民が新しい日韓関係を期待していたとき、政治がこれを裏切ってはならないと確信しています。

 日韓は国交回復後の50年、山あり谷ありの中、つねに希望を捨てることなく、パイプを通じて率直な意見交換をしながら今日までの関係を築いてきました。

 今回も徐清源韓日議員連盟会長と互いに将来に向かって前進していこうと約束し合いました。民団の皆さまとも一致協力しながら問題の改善に努力していきます。

 今回、日本政府が執った大使、総領事の一時帰国も初心に返って頑張ろうというメッセージだと理解して頂きたい。

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友情の下、民間交流は活発
羽田雄一郎・民進党団体交流委員長


 民団が「未来創造の元年」と掲げているとおり、今年を民団の皆さまとともに全力で素晴らしい日韓関係づくりへ前進する年にしたいと新たな決意をしています。

 とくに私は長野県選出でもあり、呉公太団長には日頃から指導をいただいており、民団に親しんでいます。国と国はなかなか難しい問題も抱えていますが、地域の中ではしっかりと民間交流が活発化しています。

 日韓の友情が一つひとつ確実に広がっていくよう、民進党としても努力を惜しみません。

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暗雲晴らすよう議員が努力
太田昭宏・公明党全国議員団会議議長


 慰安婦問題で再び日韓関係に暗雲が漂っていますが、本日参会した我々議員が中心となって、しっかり打開し前に進めたいと思います。

 日韓関係は国交50周年の一昨年6月、両国で記念行事を開催し、安倍総理、朴槿恵大統領がそれぞれ参席し新たな友好関係のスタートを切りました。

 そして、その年末に懸案だった慰安婦問題で合意をしました。また、民団が70周年を迎えた昨年にはヘイトスピーチ対策法が施行されました。

 こうした大きな流れを止めず、日韓、そしてアジアの平和と安保のためにも両国はさらに絆を深めていかなければなりません。

 韓日両国の議員もたくさん来場しているこの新年会の場を、その努力をしていく出発点にしていきましょう。公明党としてもしっかり頑張っていきます。

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アジア諸国民との和解と友好へ
小池晃・日本共産党書記局長


 今年は日本の憲法が施行されて70周年です。この憲法は日本国民とアジア諸国民に多大な被害と犠牲をもたらした侵略戦争と植民地支配への反省に立って、戦前の政治体制と決別し、再出発を誓う国民の宣言と言っていいものだと思います。

 施行70年の節目の年にこの憲法を生かした政治と社会を実現し、世界とアジア諸国民との真の意味での和解と友好を築けるように全力で頑張る決意です。

 従軍慰安婦の問題については、一昨年両国政府の間で交わされた合意は、あくまで問題解決の出発点です。すべての被害者の人間としての名誉と尊厳を回復してこそ真の解決になると私どもは考えています。そのために、日本政府は過去元慰安婦被害者の方々の人権を著しく侵害したことに謝罪を誠実に行うことが必要です。

 韓国政府と協力しながら、冷静に誠実に問題解決へと努力しなくてはならない、私どもは、そういう立場で臨んでいきます。

 今、欧米では政治指導者による移民や特定宗教への排外的な発言、そのもとでのヘイト犯罪が問題になっています。日本も決して人ごとではありません。社会や民族の分断を、対立を煽るのではなく、連帯と共同を広げることこそ、21世紀のわれわれが進むべき道だと考えています。

 日本からヘイトスピーチを根絶するために、引き続き頑張る決意です。永住外国人の地方参政権も超党派で力を合わせて実現に向けた努力を続けていきます。

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差別や排外主義を阻止して
福島みずほ・社会民主党副党首


 民団71年目の今年、民団そして皆さんがますます発展し、もっと人権が守られ、もっと人権が保障される、そういう日本に一緒にしていきたいと思っています。

 今年は女性参政権70周年、日本国憲法施行70周年です。私は日本国憲法が大好きです。たくさんの犠牲を払ってできた憲法がアジアの人たちや世界の人たちに対する約束ではないでしょうか。それを生かしていくことをやっていきたいと思います。

 欧米で差別や排外主義がだんだん強まってきて、それはおかしいという声も高まっています。私の大好きな言葉に「平和と平等は手を携えてやってくる」があります。正反対が「戦争と差別、排外主義が手を携えてやってくる」です。国と国との間で緊張関係が起きる時、戦争が起きる時、一番犠牲になるのは、その国で暮らす外国人です。だからこそ、「平和と平等は手を携えてやってくる」ということを、民団の皆さんと未来創造でやっていきたいと思っています。

 素晴らしい歴史と伝統があり、人々が底力をもつ韓国の皆さんの運動や歴史に学びながら、日本の政治に携わる一人として日本の中からヘイトスピーチを根絶し、アジアや世界の平和を構築していけるように、皆さんと力強く今年もまた、やっていきたいと思います。地方参政権問題にも超党派で取り組んでいきます。

(2017.1.18 民団新聞)
 
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