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「支部自慢運動」を確認 組織改革推進「地方参政権獲得」なども(03.5.28) |
全国地方団長・中央傘下団体長会議
03年度前半期全国地方団長・中央傘下団体長会議が26日に東京・南麻布の韓国中央会館で開かれ、地方参政権獲得運動、「私たちの支部、私たちの自慢運動」、民族金融機関支援強化、「在日同胞歴史資料館」開設推進(詳報5面に)、北韓の核開発問題への対処、「脱北者支援民団センター」設置など前半期の重点事業を伝達した。
また、前半期の主要事業として、総連との和合事業推進、母国訪問団推進など民族和合・平和統一促進運動、講座制「民族大学」再整備、土曜学校の全国化など民族社会教育運動、民団福祉チームの構成・運営、福祉拠点としての民団会館の有効活用など民団福祉事業、地方公務員国籍条項撤廃運動、高齢者・障害者特別給付金獲得運動、自治体参与促進運動など地方自治体各種要望活動、「10月のマダン」継続開催、「MINDAN FESTIVAL」継続化など文化・学術振興活動などが示達された。
金宰淑団長は、冒頭挨拶で「在日韓国人が在日韓国人として在日韓国人らしく生きていくことのできる21世紀在日同胞社会の構築」のために共に努力していこうと呼びかけた。同時に「同胞社会の和合と統一を主導すべき民団、同胞社会の指導母体として本団自体の改革が切実に要求されている」と指摘、団員と呼吸を共にする組織の活性化のために「私たちの支部、私たちの自慢運動」の展開を強調した。
金団長は、「次代を継承するわれわれの後裔に同胞社会の歴史を正しく知らせることのできる『在日同胞歴史資料館』開設のために努力する」と表明。さらに「脱北者に対し、同胞として人道的次元から支援するための『脱北者支援民団センター』を中央本部内に設置する」と明らかにした。
姜永祐議長、金廣昇監察委員長、趙世衡駐日大使(崔元善総領事代読)、辛容祥常任顧問の挨拶の後、中央任員と新任地方本部団長の紹介が行われた。また、今年の地方大会で重責を全うした前職地方本部団長らに感謝牌が送られた。
(2003.5.28 民団新聞)
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