元宝塚歌劇団星組トップスターの在日韓国人3世、安蘭けいさんは、演出家、蜷川幸雄さんの初の韓国公演「アントニーとクレオパトラ」(24〜27日、ソウル・LGアートセンター)で主役のクレオパトラを演じる。安蘭さんの韓国公演は2006年、宝塚歌劇団の訪韓公演に続く。 「アントニーとクレオパトラ」はローマ帝国の老練な政治家アントニーと、エジプトの女王クレオパトラの悲恋と政治的な葛藤を描く。安蘭さんは自らの役について「強さや堂々としたところを表現するので期待して下さい」と話す。 さらに「機会があれば、祖国でたくさんの舞台に立ちたい。日韓の懸け橋のような役割をしたい」と今後の抱負も述べた。 公演は日本語で行われ、韓国語の字幕がつく。 (2011.12.7 民団新聞) |