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【ソウル】大韓赤十字社(柳宗夏総裁)は8月31日、北韓の朝鮮赤十字会あてに通知文を送り、100億ウォン相当の水害物資支援を提案した。
韓赤は、26日にも支援の意向を伝えていたが、北赤側から反応がなかった。このため、今回はより具体的な支援計画を伝えた。
通知文では、非常用食糧と生活用品、医薬品などの緊急支援物資を、大雨で浸水など大きな被害が出た平安北道・新義州地域(中国・丹東経由)、開城地域(京義線の陸路経由)に届けることを提案した。通知文は26日と同様、開城工業団地管理委員会を通して北側に伝えた。
北側が受け入れの意向を示せば、韓赤は自前財源と南北協力基金から一部支援を受け、物資を支援する予定である。
統一部によると、韓赤は2000年以降、北韓に対して05年に1億9000万ウォン、06年に863億ウォン、07年に589億ウォン相当の水害支援物資を送っている。
政府は5月、海軍哨戒艦「天安」沈没(3月)の原因が北韓の魚雷攻撃とする軍民国際合同調査団の調査結果を受け、制裁措置の一環として乳幼児などに対する人道支援以外の支援事業の保留を表明。
6月には民間団体による北韓へのマラリア対策物資輸送を認めたが、政府レベルでの支援事業は行われていなかった。
(2010.9.8 民団新聞)
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