47カ国から在外同胞経済人1100人が参加した第11回世界韓商大会が18日までの3日間、ソウル・江南区のCOEX(コエックス)で開催された。日本からは韓商連(洪采植会長)会員ら115人が参加、同胞経済人らと交流を深めた。 韓商連から115人参加 テーマは「グローバルコリアの力、韓商ネットワーク」。16日の開会式には、在外同胞財団の金慶根理事長や大韓商工会議所の孫京植会長をはじめ、韓国内の経済人らも含め約3000人が出席した。 また、大統領選に出馬した朴槿恵(セヌリ党)、文在寅(民主統合党)、安哲秀(無所属)の3有力候補も顔をそろえ、在外同胞向けの公約を積極的にアピールした。 来賓の金滉植国務総理は「当面の経済危機を乗り越えるためには、世界の韓民族と韓商が団結しなければならない。グローバル競争を生き抜くためにも韓商ネットワークをさらに広げてほしい」と強調した。 今回は世代間の壁を取り除く意味から、リーディングCEOフォーラムと30・40代のヤングビジネスリーダー・フォーラムの交流がなされた。韓国の中小企業350社がブースを設置したほか、▽サービス▽繊維ファッション▽食品・外食▽先端トレンド産業などのビジネスワーキング・セミナーには高い関心が寄せられた。 次回は来年10月29〜31日、光州市で開催される。 YBLN会長に高海正氏を選出 若手経営者の集いである「ヤングビジネスリーダー・ネットワーク」(YBLN)では、新会長に在日3世の高海正副会長(43、ケープラン代表)が選出された。任期は2年。今回は約25カ国から約120人が参加した。 高会長は「ネットワークを通じて実質的な利益につながるよう運営していきたい」と抱負を語った。来年5月、インドネシアのジャカルタで会議を開く。 (2012.10.24 民団新聞) |