韓国で火葬が一般化する中で、粉骨にした樹木葬や芝葬、海葬など、「自然葬」が増加している。 保健福祉部などによると、全国の火葬率は2001年の58・9%から11年には71・1%に増加した。自然葬は、09年に3329件、10年に5269件、11年に6440件と、毎年増加傾向にある。 保健社会研究院の調査によると、自然葬を好む割合が31・2%と、納骨方式の25・5%より高かった。 高齢化によって、1年間の死亡者が、現在の25万人から、2050年には75万人まで増えると予想されている。こうした動きに合わせて、昨年末、自然埋葬地の造成は全国336カ所に達した。 費用は納骨に比べて10分の1と安い上に、使用期限が半永久的だ。一般に自然葬の費用は50万ウォンで、使用期間は40年。韓国政府は6月から、自然葬推進の一環として、住居・商業・工業地域でも別途の建築物や工作物をつくらずに自然埋葬地を設置できるよう法律を改正した。 (2013.10.9 民団新聞) |