朝はやく、お母さんはまちへ豆を売りにいきました。妹のスニには色鉛筆、おにいちゃんのトンイには運動靴を買ってくると約束してくれました。夕方になって待ちきれなくなった２人は、お母さんを迎えにいくことにしました。
川辺を歩いていくと、ふしぎな形の岩がならんでいます。その岩にむかって話しかけながら歩いていくトンイとスニ。さあ、心をすませて絵をよく見ると、岩が恐竜に見えたり、お母さんの顔に見えたりして、隠し絵をさがす楽しさもある、ユニークな絵本です。
04年、スイスのエスパスアンファン賞を受賞しました。
作＝キム・ジェホン 共訳＝星あキラ、キム・スヨン（小学館、��03・3230・5427）。1600円（税別）。
（2008.7.9 民団新聞）
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