「潘基文国連事務総長夫妻を迎え、本当に光栄です」。6月24日に行われた米ニューヨークのデモクラシー・プレップ高校の卒業式。韓国語で潘総長を紹介した。セス・アンドリュー総校長は英語教師として韓国に勤務した際、韓国式教育に魅了された。2005年にハーレムに戻った彼は、高校設立計画書に韓国語を必修科目とし、鳳山仮面劇やテコンドー、韓国式礼節をカリキュラムに組んだ。今回初の卒業生46人全員(黒人8割)が2つ以上の大学に合格という「奇跡」を成し遂げた。「ハーレムの学生が韓国語を話せることで奨学金も受けられた」と自慢する。潘総長は「世の中にはもっと貧しい人が多い。これからはグローバル市民になり、彼らを助けよう」と激励した。 (2013.7.3 民団新聞) |