韓国司法史上初の女性憲法裁判所裁判官が誕生した。崔鍾泳最高裁長官は、25日に任期が切れる韓大鉉・憲法裁判所裁判官の後任に、全孝淑ソウル高等裁判所部長判事(52)を指名したと、最高裁判所が19日発表した。全新任憲法裁判官は、全羅南道順天出身で、順天女子高と梨花女子大法学部を卒業し、司法研修院教授、ソウル地裁部長判事、ソウル高等裁判所部長判事を歴任。最高裁判所は全部長判事の憲法裁裁判官への指名について「最高裁判所とは異なる憲法裁判所の機能と役割を重視し、社会的弱者に対する配慮など、社会の多様な利害関係を適切に代弁し、調和させることのできる人物かどうかを優先的に考慮した」と説明した。
(2003.8.27 民団新聞)
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