最大野党、民主統合党の文在寅常任顧問(元盧武鉉大統領秘書室長)が17日、ソウル市西大門区の独立公園で、12月の第18代大統領選挙への出馬を正式に表明した。文顧問は「少数特権層の国ではなく、普通の人々が主人の国、分裂なく一緒に進む真の『わが国の大統領』になる」と述べた。 文顧問は、▽公平と正義に基づいた経済民主化▽成長の果実をともに享受する成長戦略▽強い福祉国家▽安全かつ平和な韓半島など6つのビジョンを提示した。 これに先立ち同党の孫鶴圭常任顧問は14日、ソウルの光化門広場で記者会見を開き、大統領選挙への出馬を正式に宣言した。 孫常任顧問は「今、わが国で求められているリーダーシップは、有能な進歩、格調高い進歩」とし、国民が信じ頼れる「愛民大統領」、国民を安らかにする「民生大統領」、分裂と葛藤を解消して国民を一つにする「統合大統領」になると強調した。 (2012.6.27 民団新聞) |