金章洙国家安保室長(長官級)は18日、韓中高官級戦略対話のために訪韓中の楊潔篪中国国務委員(外交安保担当)と青瓦台で会談した。会談は、さる6月の朴槿恵大統領と習近平国家主席の「韓中未来ビジョン共同声明」での国家安保室長・中国外交担当国務委員間対話体制」構築の合意に基づくもの。 金安保室長は、政府の主な外交安保政策基調(韓半島信頼プロセス、東北アジア平和協力構想、ユーラシア・イニシアチブ)について詳細に説明。これに対して楊国務委員は継続支持の立場を再確認するとともに、中国の外交安保政策基調に対して説明した。 北韓核問題については、さる6月および10月の韓中首脳会談などを通じて合意した「北韓の核保有を容認せず非核化を促す」との確固たる立場を再確認した。さらに、韓半島と東北アジアの平和と安定を増進するためにあらゆる外交的努力をおこなうことで一致した。楊国務委員は、この日、尹炳世外交部長官とも会談した。 楊国務委員は韓国政府の招きで17日に公式訪韓した。18日、金安保室長との韓中高官級戦略対話に先立ち朴槿恵大統領を表敬訪問した。 (2013.11.27 民団新聞) |