最近、ニューヨーク・マンハッタン中心部の有名レストランが、キムチや焼き肉、ビビンパなどをメニューに登場させている。 スターシェフと呼ばれるジャン・ジョルジュさんが、マンハッタンのソーホー地区で経営するレストラン「マーサー・キッチン」では、キムチを添えたホットドッグがお目見えした。 メニューには、「シャラー・アンド・ウェーバー(ドイツのソーセージブランド)ホットドッグ」という料理名の下に「キムチ(kimchi)、マスタードソース添えフライドポテト付き」と書かれている。 ウェーターは「この店に来るお客さまでキムチを知らない方はいない。ソーセージの脂っこさにはケチャップよりもキムチの方が合っている」と語った。 このほか、ミッドタウンの高級レストラン「マイケルズ」は「韓国式焼き肉タコス」をメニューに加え、ミシュランガイドで一つ星をもらったウェストビレッジのレストラン「アニサ」では韓国式ユッケに梨を載せ、サバの塩焼きにもコチュジャンを添える。 パレスホテルの高級レストラン「ギルト」では最近、キムチス‐プを出している。 ニューヨークに本部を置く世界的なレストラン・コンサルティング・グループ「バウム・ホワイトマン」は、「2012料理トレンド報告書」で、韓国料理を最新トレンドに選んだ。同書は「キムチ、焼き肉、ビビンパはすでに米国レストラン街で主流として定着し始めている」としている。 (2013.6.12 民団新聞) |