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韓国を知るためには、まず「モッ」について知らなければならない。「モッ」とは風雅、風流、趣の意で、韓国の建国初期から現れ発展してきた思想、自然と人、そして遊び心の調和を意味しており、長い歳月をかけて韓国人の生活を支配してきた。
その「モッ」を楽しみつつ、韓国の伝統文化が体験できるマルチ文化空間といえる「楽古斎」がソウルの北村韓屋村にオープンした。
楽古斎は宿泊はもちろん、韓国の伝統料理や音楽、舞踊、美術など、その昔、ソンビが好んだ上品な風流文化を伝える伝統文化体験の名所となっている。
朝鮮朝時代の支配階級であった両班の村であった北村は、近代的な都市・ソウルで朝鮮朝時代の人々の生活を見せてくれる貴重なところで、韓国を訪れた外国人観光客には見逃せない訪問コースとなっている。
北村韓屋村の左右には王が政治を執り行った景福宮と昌慶宮、昌徳宮、朝鮮朝時代の王と王妃の位牌を奉った宗廊が位置しており、周遊コースとして見て回ると朝鮮朝時代にタイムスリップしたような優雅な気分になれる。
交通は地下鉄3号線安国駅から憲法裁判所方面に歩くか、嘉会洞事務所の向い側の路地を入っていけば楽古斎が見えてくる。
■問い合わせ=(82―2―742―3410)
(2003.8.20 民団新聞)
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