子どもと同居する父母は半分以下(03.03.05) |
統計庁が2月23日発表した「02年社会統計調査結果(家族・福祉・労働部門)」によると、経済など他の分野と同じく、老後の保障、職業の選択、女性の性差別など社会構造も西欧化しつつある。今回の調査は全国の約3万世帯の満15歳以上を対象に行ったもの(前回は98年に実施)。父母と子女が一緒に暮らしている世帯は全体の42・7%で、半分以下に落ちている。98年には54・6%だった。「高齢者の父母を誰が扶養すべきか」との質問に前回は「家族」との回答が89・9%だったが、今回の調査では70・7%に。高齢者も老後の生活を子女らにそれほど期待していないすう勢だ。60歳以上の高齢者のうち「今後子女と一緒に暮らしたいと思っているか」との質問に「一緒に暮らしたい」との回答が53・30%、「一緒に暮らしたくない」が45・8%、その他が1・2%だった。
(2003.03.05 民団新聞)
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